庭の植木の剪定をどうしても節約したい方へ

剪定ばさみの研ぎ方について正しく知ってますか?

5月後半から6月になってくるとあたたかくなり、庭木の剪定が必要になってきます。
私達のような業者に頼むのが一番早いですが、業者に依頼せずにご自分でされているケースも多いかと思います。
そうした方のために剪定ばさみのセルフメンテをお伝えできればと思いまます♪

まずは比較的簡単な手入れの方法をお伝えできればと思います★

簡単にできる剪定ばさみの研ぎ方

比較的に簡単に研ぎたいのであれば、紙ヤスリ(サンドペーパー)を使ったメンテナンスがオススメです。
ヤスリの種類については1000~2000番のものを選ぶといいかと思います。

まずはハサミをの刃を水に浸します。
水に浸したら取り出して、なるべく怪我をしないようなスペースと位置を確保して、紙ヤスリでサビをこすって落としていきます。

このときに大事なのが、あまり力を入れずに細かく刃をこすっていくことがキレイに研ぐコツです。
あまりにもサビがひどければ、無理に研ぐよりも新しいものを購入したほうがオススメです。
無理に研ごうとして力を入れてしまうと、思わぬ怪我をしてしまうのでくれぐれも注意してください。

しっかりと本格的に研ぐ方法

しっかりとメンテナンスをしたいと思うあなたにオススメなのが、砥石(といし)を使った方法です。

用意するものとしては下記の道具になります。

・砥石
・布(汚れてもよいもの)
・椿オイル(刃物の手入れ用であれば他のオイルでも可)


最初にハサミについた汚れをキレイに拭き、オイルを「大きいほうの刃(はまぐり刃)」に塗ります。
オイルが塗られたら、砥石を用意し、その上にはまぐり刃が当たるように剪定ばさみを持ちつつ、刃を前後に動かすように研いでいきます。
この際も手をけがしないように要注意です。

はまぐり刃を研ぎ終わったら、もう一方の「かま刃」を研いでいきます。
このときもはまぐり刃を研ぐときと同じようにオイルを塗り、研いでいきます。
ここで注意点ですが、かま刃を研ぐ際は、表側だけを研ぐようにしてください。なぜかというと裏側も研いでしまうと、ハサミの噛み合わせが悪くなり、うまく切れなくなってしまうからです。

剪定バサミを長く使うために

剪定バサミを長持ちさせるためには、やはり使ったらすぐに手入れをするに限ります。
少しでも剪定に使ったら専用のクリーナーで手入れをしていきます。
また、専用のヤニクリーナーなども売っているので、それをうまく使ってベストコンディションを維持していきましょう。
もしなかなか落ちない場合は、熱めのお湯につけてから歯ブラシなどで洗うと落ちる可能性があるので、
試してみてください。